アレルギーの病気
急激なダイエットによって無排卵になる病気
体重減少性無月経
監修・取材協力:可世木レディスクリニック院長
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- 急激なダイエットにより無月経となる病気です。
- 一度無月経に陥ると、再び自然な月経を起こすことは難しくなります。
- 基礎体温を計ることで排卵の有無がおおよそ分かります。
- 体重減少性無月経の基礎知識
- 体重減少性無月経の症状
- 体重減少性無月経の検査方法
- 体重減少性無月経の原因
- 体重減少性無月経の治療方法
- 体重減少性無月経の自宅療法(療養方法、再発防止など)
- 体重減少性無月経の予防・対策方法
- 体重減少性無月経のセルフチェック

体重減少性無月経の基礎知識
急激なダイエットにより頭の下垂体機能が働くなり、その結果卵巣も機能しなくなる病気。一度無月経に陥ると元の体に戻すことは難しく、結果自然妊娠はなかなか望めません。無理なダイエットはしないこと、2か月以上月経がこない場合は早めに医療機関を受診することが大切です。
体重減少性無月経の症状
無月経になります。
体重減少性無月経の検査方法
ホルモン値測定とエコーで検査を行います。また、日ごろから基礎体温をつけておくことも大切です。基礎体温が正常な場合は、低温期と高温期2層のグラフになります。低温期と高温期に分かれない場合は無排卵を疑いましょう。
体重減少性無月経の原因
半年間に5kg以上痩せるなどの、急激なダイエットが原因です。
体重減少性無月経の治療方法
排卵誘発剤で治療を行います。ピルで人工的に消退出血をさせることも一つの方法です。
体重減少性無月経の自宅療法(療養方法、再発防止など)
定期的に通院して医師の診察を受けましょう。
体重減少性無月経の予防・対策方法
月経が3ヶ月以上遅れている場合は医師の診察を受けましょう。
体重減少性無月経のセルフチェック
□3ヶ月以上月経がきていない
□基礎体温が二層になっていない(低温期と高温期に分かれていない)